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家づくりのはなし BLOG

壁の塗装

こちらはクィーンズホーム事務所です。
壁はクロスではなく、塗装仕上げにしています。

日本の住宅では
白い壁に、木の色の扉と木の枠、というのが
一番ポピュラーだと思いますが
海外のインテリアでは、
色のついた壁に、白い扉、白の枠材をあわせることも多く、
クィーンズホーム事務所では輸入住宅のディテールを取り入れたかったため、
壁をベージュの水性塗料で塗装しました。

ベージュといっても、オレンジっぽいものから青みがかったものまで
ものすごくたくさんの種類がある中、
やさしいけれども甘くなりすぎないよう、
グリーン寄りのベージュを、結構こだわって選びました。

壁に色をつけることで、白の枠、扉などなどがとても映えます。

塗料は、ベンジャミンムーアというメーカーの
水性塗料を使っています。

http://benjaminmoore.co.jp/

福岡では、博多区東比恵にベンジャミンムーアのショップがあり、
3500色の中から好みの色を選び、その場で調合してもらい、購入することができます。
もちろん、色選びのアドバイスもしてもらえます。

http://3500color.com/shop

壁を水性塗料で塗るメリットは
●こだわった色選びができること
●普通に塗っても質感が良いし、模様や表情をつけることも可能。
●塗り直しや部分補修ができること
●有害物質の揮発が少なく、体にやさしい

一方、塗装仕上げのデメリットとしては、
●工期がかかる
(クロス仕上げを標準としている場合は、そこに塗装を入れることで工期が伸びてしまいます)
●施工費が高くなる
●石膏ボードに直接塗装する場合は、クロスで守られていない分、欠けたりしやすい

色選びは楽しいですが、結構難しく、
小さいチップで見てこれだ!と思っていても、
実際広い面積に塗ってみると、
思ったより明るく、鮮やかに見えることがあります。

色の「面積効果」とも言われ
同じ色でも,面積が大きくなるにつれて
彩度があがって見え,明度も高く見えます。
そのことを考慮した上で選び、可能であれば
大きめの塗装サンプルから選ぶことをおすすめします。

また、塗料全般ですが、
色を調合し、色味をコントロールするのは難しく、
また、塗ったときは良いと思っていても、
乾いてみると色が違っていたり、
現場で色を調合することは、プロの職人さんでも
とても難しいです。

木部のステイン塗装などは職人さんに調合してもらいますが、
今回の壁の塗料のように色にこだわる場合や、
色の違いが出たらおかしいところは、
ベンジャミンムーアの塗料のように
きちんと色番号で管理できる塗料を使うことをおすすめします。

余った塗料は破棄しないで保管しておくと
補修のときに役立ちます。

クィーンズホームでも、
階段を上りきったところの壁の出隅に物をぶつけてしまい
石膏ボードが欠けてしまっていたので補修して、
その補修部分を、保管していた塗料で塗装し直しました。

キッチンの前という水がかかるところも塗装仕上げですが、
水性塗料といえども乾いてしまえば
普通に水拭きできますし、
実はコーヒーをぶちまけたりしていますが、
表面がツルツルなので、汚れが入り込まず、
水拭きするだけで全然あとも残らず、きれいに使えています!

水性塗料による壁の塗装仕上げ、とてもおすすめですが
もちろん、クロスにも素敵な絶妙な色合いのものがたくさんあります。
塗装でも、クロスでも、
クィーンズホームのインテリアコーディネーターが
イメージにあった色合いやデザインを一緒にお探しします。

あなたらしい家づくり。
クィーンズホームにぜひご相談ください。

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すみずみまで、あなたらしく。 クィーンズホームは、福岡県古賀市の、新築一戸建て注文住宅、リフォーム等を行う工務店です。 暮らしかたも、インテリアも、そしてコストも一緒に考える自由設計。お施主様に喜んでいただく家づくりを心がけています。あなたのためだけの、行き届いた家づくりを。

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